ブランド紹介
TinyFox(深セン市小小狐文化発展有限公司)は2019年に設立された中国のドールメーカーです。 アニメキャラ(二次元キャラ)テイストの、着せ替えができるオリジナル造形機械式関節人形(MJD)商品の企画・開発・販売をメインに事業展開しております。TinyFoxのドール素体はリアルな人体構造を模してデザインされているため可動域が広く、さまざまなポーズを容易に表現できます。
TinyFoxのメイン商品ラインナップは、公式ストーリー「TinyFox町」で繰り広げられる物語を企画ベースとした、ドールフルセット商品で構成されております。また優れたドールオーナーやドール作家たちのクリエイティブなニーズにも応えるべく、自由にカスタマイズできる素体ボディやヘッドの販売も行なっており、多くのドールクリエイター様から支持を得ております。
TinyFoxは今後も様々な表現スタイルのドール新商品を充実しつつ、世界中才能溢れる若手クリエイターと、人気IP作品とのコラボ連携による商品開発を予定しております。そして、多くのドールオーナー様に常に斬新さを感じて頂けるような企画性の高いドール商品をご提供できるよう邁進いたします。
関連インタビュー
世界観
町の創造主・狐狐神(ここしん)
TinyFox町は、一匹小さな子狐の夢から生まれました。
子狐は、とある豊かな森で生まれ育ちました。
ある日の午後、森の太陽が降り注ぐ丘の上で彼女が昼寝ていると、心地よい風が鳥とクジラの囁きを運んできました。
「海の向こうには姫の騎士と悪い魔女、そして闇のドラゴンがいるよ」小鳥が夢物語を語りかけます。
ウトウトと優しい眠りに誘われた子狐は、人間や動物、そしてエルフたちが一緒に暮らす島を夢見ました。
夢の中の生き物は、その島の町をTinyFox町と呼んでいました。
目覚めた子狐は、夢の世界に思いを馳せ、紙にTinyFox町のことを描き始めました。
町の真ん中に「Teapot Park」があり、そこに年配のネコが住んでいます。
北西から昇る太陽は神社の鳥居を照らし、18時15分の夕暮れが来ると、太陽は南東にある「星の海」へと落ちていきます。
星の海には精霊の国・ボルボニアからの水棲生物たちが住んでいます。
そして町の子供たちは「四季アカデミー」で知識を学び、平穏で穏やかな日々を過ごしています。
町を想う子狐は、粘土でTinyFox町最初の住民「キララ」を作りはじめました。
自分幼い頃の服を人形用の花柄ドレスに縫い、人形の目は竜眼核で作ります、そしてふわふわで柔らかい尾毛を一握りむしって人形の髪を編んであげました。子狐が掌に横たわる白い人形に優しくキスすると、人形の頬に緋色が染まり、命が吹き込まれます。
最初の住人・キララが目覚めました。そして子狐は、ぶどうのダンボール箱でTinyFox最初の部屋を作りました。
子狐はキララと手をつなぎ、出来上がった部屋の隣でこっそりと眠りにつきました。生まれたばかりのTinyFox町、やがて紫陽花の海と、決して沈まない月で照らされる美しい町となることは、ふたりはまだ想像だにできませんでした。
秋の夜、空に閃く流れ星は、子狐の願い事を静かに聞き入れてくれたのです。
これが、TinyFox町最初の物語です。