【ロリータ入門講座】 は読んでいただけたでしょうか? 今回の記事では、そんなロリータファッションが登場する漫画をご紹介したいと思います。 ロリータファッションに少し興味があるという方は是非、まずは作品を読むところから始めてみませんか?
『GOSICK -ゴシック-』 / 桜庭一樹 『着たい服がある』 / 常喜寝太郎 『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』 / 伏見つかさ 『毒姫』 / 三原ミツカズ 『赤白つるばみ』 / 楠本まき 『ダークチェリーと少女A』 / ちさこ 『ショコラの魔法』 / みづほ梨乃 『ノケモノと花嫁』 / 中村明日美子 『Diabolic Garden』 / 白木苺 『黒執事』 / 枢やな
『GOSICK -ゴシック-』 / 桜庭一樹
舞台は第一次世界大戦後のヨーロッパ。ソヴュール王国の寄宿学校、聖マルグリット学園に留学した久城一弥は、その図書館塔で人形のような美少女・ヴィクトリカと出会った。次々と舞い込む事件をヴィクトリカの天才的な頭脳で解決していく中で、2人は友情を深めていき————
桜庭一樹(原作)武田日向(アニメ・マンガキャラクター原案)
原作は小説ですが、漫画とアニメにも展開しています。金髪の美少女ヴィクトリカは、いつも黒いロリータ服に身を包んでいますが、作中では違ったデザインの服でも登場することもあるので是非見てみてください。
『着たい服がある』 / 常喜寝太郎
身長が高くボーイッシュな女子大生のマミが密かに憧れるのは、フリルやリボンがふんだんに使われたロリータファッションだった。なりたい自分と「周囲から求められる自分」とのギャップに苦しむマミは、「自分らしさ」とは何なのかを模索していく————
常喜寝太郎 (著)
ロリータファッションに憧れはあっても着る勇気が出ないという全ての人に読んで欲しい漫画です。
『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』 / 伏見つかさ
なんてことない平凡な高校生・高坂京介は、雑誌モデルをしている美少女中学生の妹・桐乃と、今では挨拶も交わさないほど険悪な関係になっていた。そんなある日、桐乃から「萌えアニメや美少女ゲームが大好き」ということをカミングアウトされる。それを機に二人の仲は修復されていき————
©伏見つかさ/アスキー・メディアワークス/OIP
ライトノベルが原作の作品。オタク仲間の黒猫(本名・五更瑠璃)は、ゴスロリファッションを好んで着ています。厨二病でツンデレの可愛い女の子です。
『毒姫』 / 三原ミツカズ
幼い頃から微量の毒を飲み続けることによって、体液が猛毒と化した少女たち・毒姫は、敵国に寵姫として送られ、王族の暗殺を任務とする。毒姫の一人・リコリスも大国グランドルに送り込まれるが、国王の毒殺に失敗して囚われてしまう。捕虜となったリコリスは、次第に王国の混乱に巻き込まれていき————
三原 ミツカズ (著)
三原ミツカズさんの漫画はゴシックな世界観のものが多く、ロリータさんにおすすめです。
『赤白つるばみ』 / 楠本まき
ひねくれた性格の美青年・大蛇丸は、美大に通う弟の由良ノ介と共に暮らし、近所に住む幼馴染のヒルコと、彼女が留学中に身籠った子供・桃、端午、コタローに囲まれ、穏やかな日々を過ごしていた。ある日、大蛇丸はバスの中で、少女のような服装を身に纏う不思議な老婆・キノと出会う————
楠本 まき (著)
楠本まきさんの耽美な絵柄で描かれる、穏やかで美しい日々の物語です。
『ダークチェリーと少女A』 / ちさこ
ロリータファッションのお茶会で出会ったお姉様・月兎との運命を感じる少女ありすは、ある日、街中で恋人と歩く月兎を見かけてしまい————
ちさこ (著)
女の子同士の恋愛を描いた、ロマンティックな短編集です。
『ショコラの魔法』 / みづほ梨乃
食べるだけで願いが叶う不思議なチョコレート店「ショコラ・ノワール」の店主・哀川ショコラは、願いを叶える代わりに、客の「大切なもの」をひとつ奪っていく。願いを叶えた先にあるのは————
みづほ梨乃 (著)
ショコラのように甘くてビターなミステリアス・ストーリーです。
『ノケモノと花嫁』 / 中村明日美子
運命の恋人同士・世羅ヒツジと羽熊塚イタルは駆け落ちをした。ある日、連れ去られたヒツジを助け出すため、イタルは動き出すが、様々な人物から行手を阻まれ———— 2人の過酷な運命は如何に!?
中村明日美子 (著)
ロリータファッション雑誌『KERA』で連載されていた作品です。 原作は『少女革命ウテナ』の幾原邦彦さんが手がけています。
『Diabolic Garden』 / 白木苺
ひっそりと佇む喫茶店のマスター・玖珂ツカサの真の姿は、悪魔を捉える封印術師だった———— 喫茶店内の庭園では、悪魔を封印した報酬として貰える魔界植物を育てているという魔界植物愛好家の一面も。
白木苺 (著)
主人公の妹・ルナは、ゴスロリファッションを好んで着ています。
『黒執事』 / 枢やな
舞台は19世紀末期のイギリス。名門貴族ファントムハイヴ伯爵家の当主・シエルと、その執事セバスチャンは、英国裏社会の秩序を守るため、今日も任務を遂行してゆく————
枢やな (著)
シエルの許嫁・エリザベスの衣装や、シエルの女装姿は、ロリータ服のようなフリフリの服で描かれています。様々な未解決事件を暴いてゆくダークファンタジー作品です。
ロリータファッションと物語
いかがでしたでしょうか? 物語を読むだけでなく、登場人物のファッションにも注目してみると、より楽しめそうですよね♡
是非、書店などで手に取ってみてください!
■ライタープロフィール
ニックネーム:karin
出身地:日本・東京都
自己紹介:大学院でフランス美術史を専攻しています。ファッションや可愛いものが大好きです。趣味は美術館巡りと食べること、寝ることで、好きな本・漫画・アニメは『シシリエンヌ』『観用少女』『ローゼンメイデン』『GOSICKーゴシックー』など。
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