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【ラペオニアインタビュー㊻】「幻想的な生物の人形化」をテーマに! 中国ドールブランドStarfireDollデザイナー・猩猩燎氏にインタビュー!

StarfireDoll 星燎人形は、キャストドールのヘッド及びメイクサービスを提供する中国の人気ドールブランドです。今回はブランドディレクターにしてデザイナーの猩猩燎氏にインタービューを通じて、彼が作り上げる華やかなファンタシー世界をご紹介していただきました。




──まずは自己紹介をお願いします


こんにちは、日本のドールファンのみなさん!私は猩猩燎(シンシンリャオ)です。StarfireDollは中国の独立ドールメーカーです。私はと言えば、ドリーマーで恥ずかしがり屋、それに蠍座の猫好き人間です(笑)


StarfireDoll 1/3スケール限定ドール Foley


──ブランド名「StarfireDoll 星燎人形」の由来を教えてください


中国には「星星之火、可以燎原」という言葉があります。これは、小さな火花でさえも広大な原野を焼き尽くす大火になり得るという意味です。私は、自分の夢を託したこのブランドにも、この言葉を体現してほしいと思っています。小さな星の光や希望が大きな影響を与え、全てのファンの心に純粋で美しい火を灯せるよう願っています




──ブランドはいつ設立されましたか?


ブランドは2022年に立ち上げられました



──スタジオについて教えてください


2020年10月に、BJD球体関節人形のスタジオを開設しました。このスタジオは、展示スペース、制作エリア、撮影スペース、塗装エリアに分けられています。





展示スペースでは、時々、私の作品展示会が開催されます





──StarFireDollのドールには独自の魅力がありますが、なにか特別なプロセスやインスピレーションがありますか?


お客さまが弊社のドールを気に入ってくれるひとつの大きな理由は、私が顔の造形に非常に力を入れているからではないかと思っております。



現在のBJD市場では、90%のドール作品がデジタル彫刻から生まれています。この時代、コンピューターモデリングが便利さを提供するのは事実ですが、私自身は、手作業で温かみを持って形を作り出すことを好んでいます。手作業で生み出される「生命」は、細かい部分から全体に至るまで、直感的な感覚に満ちています。私は、このような温かみのある制作方法に対して、とても強い情熱を持っています



それと、私がドール作りを始めたきっかけは、実は子供の頃からの夢や空想がすごく豊かだったからなのです。夢で出てくる水晶みたいな森や、動物に変身する精霊たち、そんな空想の生き物たちを、小さい頃からずっと描いてきました。これら「ユニークな存在」を球体関節人形として形にしていく過程は、まさに夢を現実のものとしていくことでして、とても充実感を感じています




──新作ドールのデザインはどうやって決めていますか?


うーん、実はキャラクターの設定って特別考えているわけじゃないんです。彼らは作られたんじゃなくて、ずっと私の魂の奥深くに存在し、もともと私の心の中にいるように感じています。でもね、顔をデザインする時は、骨格や肌をもっとリアルで生き生きと見せるために、すごく努力しているんです。私の作品では、顔の構造表現をとても大切にしていて、生き生きとした肌の感じ、肉のつき方、顔パーツのバランスにこだわっています。そのため、私たちのドールを手に取ると、本当に「魂」を感じることができるんですよ!


StarfireDoll 1/3スケールドール JuneWoo

──BJDに最初に触れたのはいつですか?


それはずいぶん前の話です。2007年のことで、その頃の中国にはBJDのコミュニティがほとんどありませんでした。最初に目にしたのは、VolksのSDドールのポスターで、その華やかなスタイルと繊細な顔にすっかり魅了されました。そこからお金を貯めて、友人の助けを借りて、日本から自分の最初のSDドールをお迎えしました。それはVolksの初期四姉妹のnanaちゃんだったんです。その後、掲示板やSNSを通じて、日本のドール作家たちの作品に触れるようになりました。例えば、当時中国のコミュニティで知られていた吉田良先生や恋月姫先生、清水真理先生、堀佳子先生の作品などです。 そして16歳の頃には、彫刻について自分で調べながら、BJD作りを始めていたんです





──どのようにしてドール業界に入りましたか?


その後、いくつかの作品を作り、自分も「ドール育成」が好きだったため、2010年ごろに友人のスタジオに入り、商業BJDの製作を始め、このやや神秘的な業界に足を踏み入れました



──StarfireDollの特徴や、お勧めのポイントは何でしょうか?


私たちのブランドが設立された当時、全く新しい姿でドールファンの皆さんの目に映っていたのではないでしょうか。私たちの商品、即ち私の作品のほとんどは、「幻想的な生物の人間化」というテーマを中心にした2.5次元の美学に基づいています。


StarfireDoll 1/3スケールドール JuneWoo(上) Ding(下)

この界隈では、新しいブランドに対してかなり厳しく、時には批判的な目もあります。それは、前に成功した作品がたくさんあるからです。


それでも私は心配していません。創作者としての作品への情熱や、商品の品質に対する高い基準には自信があります。オーナー様の手に渡る前に、各ドールがお磨きや検品の過程から非常に丁寧に扱われていることを保証します。創り出すひとつひとつの作品は、私の「子供」のようなものです。「子供」たちが愛され、それぞれにユニークな愛を与えられ、それぞれ物語と魂が豊かになることを願っています。私たちのブランド名が示すように、「星星之火、可以燎原」、小さな火でもいつか広大な原野を焼き尽くすことができる情熱となるのです




──尊敬するアーティストやデザイナーについて教えてください


私が非常に尊敬しているアーティストは恋月姫先生です。日本出張時には彼女の作品展を訪れました。彼女の作品は異星の生き物のようで、独立して完璧な生命体であり、ドールの存在を超えた、生きている少女のようです



──お気に入りのDOLLブランドと製品を教えてください


好きなブランドを挙げるとすれば、Volksのドールですね。何体をコレクションしています



──アーティストコラボまたはIPコラボで作品を作る機会があれば、どの作品に興味がありますか?


もしコラボする機会があれば、私はWIT STUDIOのアニメ作品に特に興味があります。例えば『屍者の帝国』や『ハル』のような、ゴシックとSFが融合した美学を感じさせる、非常に華やかでロマンチックな作品が好きです



──日本のドールファンの皆さんへ一言をどうぞ!


日本のドールファンの皆さん、こんにちは、猩猩燎です。StarfireDollのドールをお迎えして下さったオーナー様、本当に光栄で嬉しいです。ありがとうございます。新しい一年も皆さんが健康であることを願っています。StarfireDollはこれからも一層努力し、さらに素晴らしい存在を創造していきます。ブランドはまだ始まったばかりで、不十分な点や未熟な点もあるかと思いますが、精進するよう頑張りますので、これからは、より多くのファンに認知され、愛されることを信じています!


 

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