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【ラペオニアインタビュー㊸】アニメーション映画『数分間のエールを』2024年初夏公開!本作のアートディレクター&イラストレーターのまごつきさんにインタビュー



■Profile

ニックネーム:まごつき

エックス:@haruno_168

出身:日本

職業:イラストレーター









■Art Gallery



――まずはじめに、簡単な自己紹介をお願いします!


「初めまして、イラストレーターのまごつきと申します。個人での仕事も受けていますが主に『映像制作チーム Hurray!』のメンバーとして活動してます!チームではキャラクターデザインやコンセプトアートといったビジュアルに関わる部分を作っています」


「まごつきというHNの由来をちょくちょく聞かれますが、名前を決めるのにメチャクチャまごついたからです。同じチームメンバーの他2人は自身にとって思い出深い楽曲名を由来にしているのもあって、定番の質問にも関わらず毎回息切れする程恥ずかしいです。でも響きは気に入っていて、なんだかんだ愛着はわいています笑」


――絵を描き始めたのはいつ頃からでしょうか?


絵は物心がつく前から描いていました。



――また、美術系の学校などに通ったことはありますか?


「進路の方はありがたい事にわがままを言って高校も大学も美術系の学校に進学させてもらいました。先の見えない選択を許してくれた親には本当に感謝しています…。1日の大半を美術に充てる学生生活は割と特殊だったと思うのですが、学生時代に同年代の絵を描く人ばかりが集まる場所に身を置いたことで、日々刺激を受けつつも自分は絵が特別上手い訳じゃない事を思い知り「このままじゃ何にもなれない」と焦燥感を得られたのは大きかったです」


――これまでに参加した商業プロジェクト、及びビジネス活動歴について教えてください。


「詳しくはHurray!のwebサイトで一覧できますが、いくつかピックアップした代表作は以下になります。(クライアント様 ・作品タイトル / 担当箇所)※敬称略」


・ヨルシカ MV『だから僕は音楽を辞めた』&『雨とカプチーノ』/ キャラクターデザイン・コンセプトアート

・一般社団法人自転車協会 キャンペーンビジュアル / イラスト

・TVアニメ『可愛いだけじゃない式守さん』ED / コンセプトアート





――2024年初夏には、映像制作チーム「Hurray!」× 花田十輝氏による『数分間のエールを』が公開されますよね。まごつきさんはアートディレクターとしてご参加されるとのことで。


「現状出ている情報以上の事が言えずもどかしいのですが、絶賛鋭意制作中です!」



――等身大の“モノづくり”や青春がテーマだと伺いました。


「本当にこちらでやりたい事をそのままやらせていただいているプロジェクトで、このまま納得いく物を作りきれたら今後伝えたい事はもう無くなるんじゃないのか?と不安に思うほどです。といいつつモノづくりで満足する事なんて無いと思うので、後悔を1つでも無くせるように今日も頑張って作っています」


「今後続々追加情報も出てくると思うので、よければ公式X(@yellmovie_2024)をフォローしてチェックしていただけたらとても嬉しいです!」


――それではご自身について。そんなまごつきさんの活動初期の絵と最新の絵をお見せください。


「昔は色を使うのが大の苦手で、線を描く事自体が楽しかったのもありそもそも色を塗ってないか、塗っててもなんとも泥みたいな渋い色の絵が多いですね。自己評価が低い訳ではなく母や友達からも色についてはちょっと…苦手そうかなッ!?と気を遣われてました笑。しばらくはそれに対してそこまで問題を感じていなかったのですが、大学卒業後に家庭用ゲーム会社に入社しいろんなプロジェクトを経験していく中で「万人から見て気持ちの良い配色を出来た方がいいに決まってる」と至極当然の事に気付きました」


▲左/初期・右/最新


「最近ようやく色を使う事が楽しいと感じられるようになってきたので、苦手意識は克服できた気がしますね。色使いがいいねとたまに褒めてもらえる事もありホッとしています」


――ちなみに……作業しているときは何かBGMにしていますか?


「日によってまちまちですが安定してよく聞くのはクリアしたゲームの実況動画ですね。クリア済みなら内容が分かっているので、ラジオ感覚で作業の手を止めずに楽しめて良いです!」



――実況系を視聴されているんですね! 作品を一枚ずつ見ていると、表情豊かなキャラクターが多いなぁと感じました。


「ありがとうございます!」


――そこで、ご自身がお好きな表情はなんですか?

「表情を描くのが好きなので注目していただけて嬉しいです。どんな表情も楽しく描いてますが、強いて挙げるなら泣き顔です。絵を描くときにその時の感情を吐露する為という側面が大きくて、特に悔しい・辛い気持ちを抱えている時は描きがちですね。なので結果的に泣き顔を描く回数が増え、思い入れも深いです。ただ先日友人のお母さんが私のXを見て「泣き顔ばっかり…この子は大丈夫なの?」と心配していたらしくて、もう少し朗らかな絵も増やしていきたいなと思っています。笑」



――では現在に至るまで、ご自身の嗜好に影響を与えた作品をお聞かせください。


「日々いろんな作品から影響をたくさん受けていますが、特に大きく影響を受けているのは『NARUTO』ですね。精神面においても絵においても自身の支えや目標になっている作品です!」


――もしやファンアート(FA)も描いていたりしますか?


「まごつきとして活動する以前はファンアートをたくさん描いていたのですが、絵柄があまりにも寄り過ぎてしまった事や、当たり前なのですが「NARUTOのファンアートを描く人」としてしか見られない事が将来的にオリジナルでプロになりたいと考えていた当時の自分にとってはやや問題があると感じ、好きな作品だからこそ一旦距離をとった方がいいと思って意図的に描くのをやめていました」



――そうでしたか。二次創作と一次創作の在り方を考えさせられました。


「数年経ちようやくオリジナルの作品で安定して仕事をいただけるようになって、絵柄における自分らしさも見つかりつつあるかなと思えてきたので最近たまにですがまた描き始めました。特に2年ほど前に描いたファンアートは本当にたくさん反応をいただいて、この絵がきっかけで繋がったお仕事もいくつかあり今も昔もNARUTOという作品からはもらってばかりです。これからも変わらずずっと大好きな作品です」


――先ほどオリジナルの作品についてお話しされていましたが、ご自身が今まで描いた作品の中で1番印象深い作品(イラスト)をご紹介ください。


「幾何図形シリーズですね。当時はちょうどHurray!のメンバー全員が会社を退職してフリーランスになったタイミングだったのですが、メンバーの他2人と比較した時に自身のクリエイターとしての説得力の無さに焦燥感を抱いていた時期でした」


※スクロールして下さい。タップするとフル画面でご覧いただけます。


「私個人の力も伸ばしたいと思い、ひとまず仕事以外の絵をあまりアップできていなかったので趣味の絵を意欲的に上げようと思い立ち描いたのがこのシリーズです。仕事がある以上そこまで手数は入れられないのでシンプルなテイストで、とにかく1週間続けてみよう、今回で何かしらの成果に繋がらなくてもとにかくやる事が大事だと心の予防線をガチガチにかためて投稿した記憶があります。笑」


「そう思っていたのもあって、本当にたくさんの方に見ていただけて嬉しかったです!このシリーズから私個人として認知される事も少しずつ増えていった感覚があったので当初の目的としても手ごたえを感じました。絵自体についても自分の絵はほっとくと固くなりがちなので、時間制限を設けてあまり線に執着しすぎないように肩の力を抜いて描いたのが逆に見やすかったのかなと次につながる学びもありました」


――最後に告知をお願いします!


「今チームで絶賛大挑戦中の映画『数分間のエールを』を是非1人でも多くの方に観ていただきたいです!初夏公開予定なので、何卒よろしくお願いいたします…!!」


――インタビューありがとうございます。それではファンに一言お願いします!


「ここまで読んでくださった方へまずは御礼を…!仕事の絵も趣味の絵も、どちらも愛着をもって制作しているのでどこか心に残ったものが1点でもあったら嬉しいです。月並みな言葉にはなってしまいますが、これからもまだまだ絵を描いていく予定なのでよければのぞいてやってくださると嬉しいです!描くぞーッ!」


 

■ライタープロフィール

ニックネーム:笹本千尋 -sasamoto chihiro-

東京都在住

ツイッター:@tiam_00 

自己紹介:2021年に日本大学芸術学部文芸学科を卒業後フリーでライターをしております。


現在は「アニメイトタイムズ」「クウネル・サロン(マガジンハウス社)」「リアルサウンド」などで活動中。




 

ラ・ペオニア運営会社の株式会社ジニヤズでは、若手クリエーターたちの作品や発想、活動をインタビューを通して世界中の多くの人々に伝えることを応援しております。


多言語(日中英)翻訳と情報発信のサポート、ビジネスチャンスのクロージング斡旋も行っております。インタビューや業務提携などのご希望がある方は、お気軽に「お問い合わせ」までご連絡くださいませ。


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