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【ラペオニアインタビュー㉟】「”パルプフィクション” のような設定を意識したものであった事もあり、傷や血を描く機会が多くなった、というような感じです」イラストレーター・TKKsn.さんにインタビュー


■Profile

ニックネーム:TKKsn.

エックス: @tokikosann_koko

出身:日本

職業:イラストレーター













――まずはじめに、簡単な自己紹介をお願いします!


「TKKsn.(読みはティーケーケーエスエヌまたはときこさん)という名前で活動しております」


――絵を描き始めたのはいつ頃からでしょうか?また、美術系の学校などに通ったことはありますか?


「身内が芸術系の職業だったので触れる機会が多く、幼少期から描いておりました。高校は美術学科に通っておりましたが、その後は一度絵の道に進むのを諦めて、大学では心理学を学んでおりました。しかし大学在学中に趣味で投稿していたイラストから、某出版社よりイラストの仕事をいただく機会があり、やはりイラストに関わりたいと思い中退してデザイン系の専門学校で学び直しました」


――これまでに参加した商業プロジェクト、及びビジネス活動歴について教えてください。


「主にYoutube等で活動している方の、動画用イラスト/記念グッズイラストのお手伝いなどさせていただくことが多いです。Vtuberのキャラクターデザインや洋服デザイン・配信用背景なども描かせていただく事があります。たまに3~5秒ほどのループアニメも制作しております」


「最近ではライブキービジュアル、個人Vtuberのキャラクターデザイン/立ち絵、VRchatモデルのキャラクターデザインなどを担当させていただきました」


●頓珍漢の宴 / ラプラス・ダークネス Cover



●電破れいれさん


●天下無敵の高音悪魔と低音天使が『エゴロック』歌ってみた【エゴロック/すりぃ】【まぜ太】【鬱くん】【歌ってみた】


「その他、個人的な活動としてここ数年は、1年に一回デザインフェスタに出展しています」


――作品を見ていくと、「傷」「血」などの描写もあり、きっとTKKsn.さんのお好きなモチーフでもあるのかな?と感じました。創作する上での世界観やテーマを教えてください。


「胃が苦しくなるような映画/モチーフや人物像が好きで、それをわかりやすく他者に伝える手段として描いています。血糊を描くのが好きで思わず描いてしまうということもありますが、もともと、一つの街を作ってそこに住むキャラクターを描くということを趣味としておりまして、その際に作った街やキャラクターがタランティーノ監督の、”パルプフィクション” のような設定を意識したものであった事もあり、傷や血を描く機会が多くなった、というような感じです」



「創作する上では、”明るくない作品” ”日常だけど何か不穏な雰囲気” を意識して描いています」


――先ほど世界観をお話ししてくださいましたが、現在に至るまで、ご自身の嗜好に影響を与えた作品はなんでしょうか?


「今のイラストの傾向に大きく影響したのはGuy PearceのTASTEというMusicVideoです。海外のMusicVideoを見るのが好きなので、その辺りにも大きく影響を受けていると思います。その他にもたくさんありますがあえて挙げるなら、1983年のテレサ・ストラータスのLa Traviataというオペラ映画と、田中達之先生にもかなりの影響を受けました。特に、田中達之先生の絵コンテやビジュアルボードは画集が擦り切れるほど読み、イラスト練習の参考にしました。どこか不穏な作品を好むのは、ここから来ているかもしれません」


――ライフスタイルについて、普段どのようにお過ごしですか?


「1日中ほとんど映画/ラジオを流しながら仕事をしています。一度熱中すると時間が気にならないので、1日の時間はあまり決まっていません。あとは、絵のために新しいものや珍しいものを見つけるのが好きなので、情報をあつめたり、外に歩きに出たりもします。とにかく一人でフラフラとしています…」



――オリジナルキャラクターのご紹介をお願いします!


「よく描いている青髪短髪のキャラクターが、Håkan Östergötlands (ホーカン・エステルイェータランド) 、黒髪で顔半分に火傷のある女の子がChiara Ab'ecassis (キアラ・アベカシス) と言います。今のアカウントで創作を始めた2016年から書いているキャラクターです。この子達はもともとスラングや単語からその意味にあった性格のキャラクターを作りました。例えば、hedonism(快楽主義者)→Håkanやchippy(娼婦)→Chiara などですね」


「最近よく書いている黒髪の男の子や天使の女の子は、Scatman Victor Van Oost (スキャットマン ・フィクトル・ファン・オースト) とその他で、最近はじめた、創作シリーズの主人公です」



「前述しましたが、LEという名前の街を作ってキャラクターたちを動かす創作をしておりまして、名前または仕草や使っている小物の描写から、その子がどんな国籍でどんな考えを持っているのか、わかるような創作をするのが好きです。また個人的に出ているイベントではそのキャラクターが実際に使っているような小物を作って販売する事もあります」


――ご自身が今まで描いた作品の中で1番印象深い作品は何ですか?そう感じたエピソードも併せてお聞かせください。


「こちらのイラストですね。5年前のイラストなんですが、創作上で特に表現したいもの(キャラクターの性格や世界観など)を全部詰められたと、今でも満足している作品なのでこの作品を選びました」



――今後、挑戦してみたいことはなんでしょうか?また、何か告知がありましたらぜひ!


「洋服をデザインすることが一つ目標だったのですが今年それが叶いましたので…(Favoriteさんで現在予約可能なのでよかったら...! )」


「ここ2年ほどありがたいことにたくさん仕事をいただけたので、来年からは仕事と並行して、停滞気味だった趣味の創作をたくさん描いて、個人で展示などできたら良いなと思っております。とにかく画力をもっと上げて、長く活動したいです」


――インタビューありがとうございます! 最後にファンに一言お願いします!


「いつもメッセージを下さる方、気分の落ち込みが激しい自分に、ほとんど見てもらえていないような初期から7年ほどファンでいてくれる方もいます。未だにあまり自信が持てない自分ですが、応援してくださる方のおかげで何度も筆を取り直すことができ、次の活動につながりました。これからも自分にはもちろん、誰かの心に刺さる作品が描けたらと思います」


 

■ライタープロフィール

ニックネーム:笹本千尋 -sasamoto chihiro-

出身地:日本・東京都

ツイッター:@tiam_00

自己紹介:2021年に日本大学芸術学部文芸学科を卒業後フリーでライターをしております。


現在は「アニメイトタイムズ」「クウネル・サロン(マガジンハウス社)」「リアルサウンド」などで活動中。




 

ラ・ペオニア運営会社の株式会社ジニヤズでは、若手クリエーターたちの作品や発想、活動をインタビューを通して世界中の多くの人々に伝えることを応援しております。


多言語(日中英)翻訳と情報発信のサポート、ビジネスチャンスのクロージング斡旋も行っております。インタビューや業務提携などのご希望がある方は、お気軽に「お問い合わせ」までご連絡くださいませ。


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