■Profile
ニックネーム：いくたはな
ツイッター：@suitondiary
出身：日本
職業：漫画家
■Art Gallery
――まずはじめに、簡単な自己紹介をお願いします！
「いくたはなです。駆け出しの漫画家です」
――絵を描き始めたのはいつ頃からでしょうか?また、美術系の学校などに通ったことはありますか？
「絵はそんなに描いておらず、学校の図工や美術は好きでした」
――これまでに参加した商業プロジェクト、及びビジネス活動歴について教えてください
現在商業連載中の漫画は
竹書房 『戦国女子高生 龍と虎』
トゥーヴァージンズ 路草 『幕末女子高生 鬼と夜明け』、『フツーの恋ってなに？』
双葉社 webアクション 『影と花』
講談社 なかよし 『変幻の半狐』
個人でTwitterで連載中作品は、転校生とメイドさんが出てくる漫画です。
△『戦国女子高生 龍と虎』(C)いくたはな著/竹書房
――「歴史×JKの百合漫画描き」とのことで、百合というジャンルに興味を持ったきっかけはなんでしょうか? また、歴史と百合を掛け合わせたことについてもお聞かせください
「女の子を描くのがとても苦手だったのでたまたま女の子を描く練習をしているときに描いた女の子たちがとても気に入ってその子たちにベストな設定を考えて漫画にできないかな？と思った時に誕生しました」
「歴史とBLは割とよくみかけるので記憶を持った女の子として物語を描いてみようと思いました。はじめて描いた創作漫画が戦国女子高生龍と虎です」
――いくた先生が“萌え”を感じるシチュエーションや関係性はなんですか?
「敵対する人間同士が互いの価値観を認めあう…みたいな、正反対の二人みたいなそういう二人の心が通じ合うのがとても好きです。どっちかというとあまり苦手な設定がないのでどの設定でも最高にその設定が活かせる二人ってなんだろう？と日々妄想しています」
――現在に至るまで、ご自身の嗜好に影響を与えた作品や好きなジャンルをお聞かせください
「多すぎてどうしよう…くらい好きなものが多くて…！東村アキコ先生の『雪花の虎』、荒川弘先生の『鋼の錬金術師』、ハリーポッターシリーズ…、マンガの入り口は竹内直子先生の『セーラームーン』だと思います」
――漫画を描く上でのこだわりはなんでしょうか?
「限りある時間の中で自分が出来るベストを尽くすことです。時間は有限であること、優先順位を迷わないように心がけています」
――ご自身が今まで描いた作品の中で1番印象深い作品(漫画)は何ですか？そう感じたエピソードも併せてお聞かせください
「人生初の創作で商業連載になる幕末女子高生鬼と夜明けです」
△『幕末女子高生 鬼と夜明け』第1話(C)いくたはな著/トゥーヴァージンズ ※画像はタップするとフルサイズで見られます
「トゥーヴァージンズさんや他の出版社の編集さんが作品を見て連載の打診をくださるのですが、大体戦国女子高生龍と虎を読んでお声がけいただいています。なので、最初に声をかけてくれたトゥーヴァージンズさんが龍と虎っぽいのがやりたい…とのことで竹書房さんで紙の書籍化が龍と虎は進んでおり、戦国は無理だから幕末で行くか〜！みたいなノリでぽんと決まりました」
「もともと新選組の歴史小説や戊辰戦争あたりまでの歴史が好きだったので描けるかも…とかなり気楽に連載に挑みました。今現在はあの時の気軽に考え過ぎていた自分にお説教したいです。考えてるよりずっと難しい連載だよと。現在2巻まで出ていて、3巻で描きたかったところに入るのでこれからも楽しく描きます」
――今後、挑戦してみたいことはなんでしょうか？また、何か告知がありましたらぜひ！
「今後も紙の漫画本になる作品をたくさん描いていきたいです」
9月は講談社なかよしで連載しているファンタジーものの『変幻の半狐』1巻
11月には双葉社で連載中の忍者女子高生ものの『影と花』1巻
「12月から来年2月まで4冊ほど漫画本の発売が控えているので見かけたらどうぞよろしくお願い致します。来年開始を目指している新連載もいくつかあるのでそちらもよろしくお願い致します」
△『戦国女子高生 龍と虎』
――インタビューありがとうございます! 最後にファンに一言お願いします！
「いつもわたしが一番楽しんでいる漫画を一緒に楽しんでいただきありがとうございます。これからも一緒に楽しんで盛り上がって、応援してよかったなと思える作品作り、漫画家でいるのでどこまでも共に行きましょう」
■ライタープロフィール
ニックネーム：笹本千尋 -sasamoto chihiro-
出身地：日本・東京都
ツイッター：＠tiam_00
自己紹介：2021年に日本大学芸術学部文芸学科を卒業後フリーでライターをしております。
ラ・ペオニア運営会社の株式会社ジニヤズでは、若手クリエーターたちの作品や発想、活動をインタビューを通して世界中の多くの人々に伝えることを応援しております。
多言語（日中英）翻訳と情報発信のサポート、ビジネスチャンスのクロージング斡旋も行っております。インタビューや業務提携などのご希望がある方は、お気軽に「お問い合わせ」までご連絡くださいませ。