top of page

【ラペオニアインタビュー⑮】「一瞬の強さと脆さ」をテーマに───美しくダウナーなキャラクターたちの背景にあるものとは?イラストレーター・仄時チコさんにインタビュー!



■Profile

ニックネーム:仄時チコ

ツイッター:@__ckshax

出身地:日本

職業:作家、イラストレーター












■Art Gallery



───まずはじめに、簡単な自己紹介をお願いします!


「はじめまして!作家、イラストレーターとして活動しております、仄時チコです。ちなみに名前は「ほのとき ちこ」と読みます!この度は私自身のインタビューとのことで、ドキドキですが何卒よろしくお願いいたします!」


───よろしくお願いいたします!では早速にはなりますが…絵を描き始めたのはいつ頃からでしょうか?また、美術系の学校などに通ったことはありますか?


「絵はもう幼い頃から描くことが好きで、時間があれば自由帳にずっと描いてるような子でした!」



「高校卒業後も、絵を好きで極めたい気持ちがずっとあり、専門学校はコミックアート系に通いました。今まではただただ「絵が好き」だから描いていましたが、専門学校で「この絵を描くのはなぜか?」「なんのために絵を描くのか?」というような、作家としての気持ちの部分も学び、今の活動に至ります」


───ダウナーでゴツゴツとした質感のシルバーアクセサリーがとてもよく似合うキャラクターたちが素敵だなぁと感じました。絵を描く上でのテーマや世界観はなんですか?


「カテゴリーに囚われない、中性的で、力強く、美しく、「一瞬の強さと脆さ」をテーマにして常に描いています!私の中で、生きる人間の理想像は「自分の美しいを極めている人」でして…!」



「そして、今の私の想像での価値観では「短命」が美しいと感じるので、一瞬を怪しく危うく、力強く、でもどこかへ消えてしまいそうな…そんなキャラクターをイメージした人物中心のイラストを描いています。シルバーアクセサリーは私自身が好きで、よく身に着けているので、自分が想像で欲しかったり、その時にビビッと美しく感じるデザインを心のままに描いています」



───現在に至るまで、ご自身の嗜好に影響を与えた作品をお聞かせください


「振り返ってみて、フクシマハルカ先生の少女漫画作品『ちよこれいと』『キミノネイロ』に幼い頃から好きが詰まっていると感じます!当時なかよしを毎月食らいつくように読んでおりました。少女漫画は今も好きで、キャラクター達の魅力や表情など特に女性がときめく男性像に影響を受けていると感じます」



「また、世界観に影響を受けた作品で、ミュージカル作品『ドン・ジュアン』がそのひとつです。きっかけは推し様である「Kis-My-Ft2」藤ヶ谷太輔さんの主演ミュージカルだったからなのですが、実際劇場で生の演劇を観て、大号泣大感動しました。舞台作品ってこんなにも迫力が凄いんだと……これからどんどん舞台を観劇したいと思いました!」



───自創作キャラクターの中で名前がついていたり、関係性があるキャラがいましたら教えてください


「名前のある子たちは、こんな感じです!」




───創作される上で、こだわっている部分はどこでしょうか?


「最近の描き方でこだわっている部分は、どう上手く足し算・引き算をした描き方をするか、魅せたいところ、テーマ、主役はどこかを意識しています」



「厚塗りで描くので、終わりがない描き方を2~3年前はしていて、とにかく描き込みと足し算ばかりの描き方が好きで描いていましたが、最近では引き算を程よく覚えて描けるようになり、自分の描く魅せたいところがより明確に、伝えれるようになってきたのではないかなと思っています。そしてなんと言っても、自分の好き!を絵柄に詰めること!これがいちばん絵を描く楽しい方法だと思ってます」


───続いて、ご自身が今まで描いた作品の中で1番印象深い作品を教えてください。また、そう感じたエピソードも併せてお聞かせください


「こちらの一枚絵ですね。これは専門学校の卒業制作作品なのですが、これが私のこれまでとこれからが、たくさん詰まった作品になっています。今より描き方や技術も低く未熟ですが、ここまで魂を込めた作品は今のところないです」



「テーマは「革命」で、自分自身の不安や努力、自信の無さ、でも期待したい未来、更新していきたいこの先を願って、自分の中でたくさんの革命を起こしていくんだ!といった内容を込めています。

制作期間は企画書制作含め、約半年かかりました」


───今後、挑戦してみたいことはなんでしょうか?また、何か告知がありましたらぜひ!


「お洋服やアクセサリーを描くのは勿論、着ること付けることも大好きなので、そういったファッションにイラストで携わることがしてみたいです!(お話めっちゃお待ちしております…!!)」


「あとは、今後も展示会参加や、グッズ制作を頑張りたいです。私にしか出来ない作品、グッズをもっと可愛い形でどんどん作ること、貪欲に挑戦し続けたいです!新作のグッズやドローイング販売等、Twitter中心にその時は宣伝しますので、チェックしていただけると幸いです!」


───インタビューありがとうございます! 最後にファンに一言お願いします!


「いつも作品を観てくださり、チェックしてくださり、本当に本当にありがとうございます。涙

これからも私らしく私のペースで、どんどんチャレンジし、私だけの作品を生み出していきたいと思っております!今後もどうぞよろしくお願いいたします。ラブです!!」


 

■ライタープロフィール

ニックネーム:sasamoto chihiro

出身地:日本・東京都

ツイッター:@tiam_00

自己紹介:2021年に日本大学芸術学部文芸学科を卒業後フリーでライターをしております。


アニメ文化とアンティーク雑貨と絵を見ることが好きで、物語だと西洋ファンタジーやバトル系、耽美さを含んでいるものが好き。おすすめされたらオールジャンルなんでも見ます。


現在は「アニメイトタイムズ」「クウネル・サロン(マガジンハウス社)」などで活動中。


 

ラ・ペオニア運営会社の株式会社ジニヤズでは、若手クリエーターたちの作品や発想、活動をインタビューを通して世界中の多くの人々に伝えることを応援しております。


多言語(日中英)翻訳と情報発信のサポート、ビジネスチャンスのクロージング斡旋も行っております。インタビューや業務提携などのご希望がある方は、お気軽に「お問い合わせ」までご連絡くださいませ。

bottom of page