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【ラぺオニアインタビュー㊳】~TinyFox2023年の振り返り~TinyFoxドール開発担当に新年特別インタビュー企画!


(※以下内容は、TinyFox開発チームにお話を聞きました)

──あっという間に、もう2024年になりましたね! 2023年の一年間は本当に大変お疲れ様でした。昨年一年間についての感想を簡単に教えて頂けますか?


「ありがとうございます! 2023年は弊社にとって本当にとても忙しい一年間でした(笑)。多くのチャレンジを行いました。大人気の1/6スケール天使ボデイのドールたちと、定番の1/4スケールドールたち、そしてMACOCOシリーズも、あと少し今までのドールと違う造形路線の「TinyHux」シリーズもリリースしました」


TinyFox 1/6スケール天使ボデイのドールたち

TinyFox ヴァンパイア彼女。レイヤ

TinyFox MACOCOシリーズのドールたち

TinyFox TinyHuxシリーズ

──2023年の一年間、TinyFoxは様々個性的なドールを数多くリリースしましたが、一番満足した作品はどちらでしょうか?


「それはなかなか答えにくいですね。弊社はどの作品も必ず公開前に、開発陣メンバー全員が納得するクオリティに仕上げるまで、試行錯誤して時間をかけて磨き上げました。そのため、私たちとしては、どのドールにもとても満足しています。これからも創造的な熱意を持ち続け、さらに多くのドール作品を生み出していきたいと考えております」



──開発の際、特に印象に残った出来事はありますでしょうか?


「発売してから小悪魔的な可愛い仕上がりで大人気を得たチェリーちゃんですが、実は開発のプロセスで仕様変更が何度もあり、とても大変でした。


特にネクタイの宝石の組み合わせだけでも何回も調整を行いました。また原案デザインを忠実に再現するために、布地の組み合わせも繰り返して検証しました。幸い開発チームはこれらの困難を乗り越え、最終的に皆に喜んでもらえる仕上がりができました。苦労したかいもあって、本当に良い作品になったと思います」




──やはり可愛さの裏に「愛情」と「こだわり」が詰まってますね! そう言えばファンの皆様は、TinyFoxの新作ドール企画はどのようなプロセスから誕生したか、とても関心深いと思います。それについてご教授していただけますでしょうか?


「では説明致しますね。まず、新作ドール企画はドールデザイナーよりキャラクター企画を提案することからスタートします。


どのキャラクターも、TinyFoxの世界観に沿って基本的な設定と背景ストーリーがあります。それらの内容設定でキャラクターの個性とビジュアル表現方向性を詰めつつ、衣装の造形デザインも同時に行っていきます。


平面上の造形設定が完了しましたら、今度は実物の衣装デザインナーの出番で、開発チームメンバーの皆様が協力する形で具現化していきます。そして最終的にフルセットの新作ドールとして完成させます。


TinyFoxの世界観はまだまだ未登場のキャラクターがいっぱいいっぱいいますし、世界観もとても広大なものになります。皆さんからも関心が高いと思いますが、様々な表現手法で徐々にその情報を公開していきたいと思います」


左:TinyFox町の全体マップ
右:MACOCOシリーズの舞台である「大都匯」のマップ


──世界観のさらなる公開は超楽しみですね! ちなみにですが、新しいドールを企画する際、日本のドールオーナー様の好みを考慮していますか?


「もちろん、日本のドールオーナー様の好みを考慮しています。日本の若手イラストレーターである適当緑先生(@tekito_midoriとのコラボ企画は、もうすぐ皆様にお見せできると思いますので、ぜひお楽しみください!」



──今後もこのような日本のアニメ・マンガ作品や個人クリエイターとのコラボしたいと思っていますか?


「勿論多くのコラボの機会があることを希望しております! コラボ企画の続作につきましては、情報公開はぜひお楽しみにしてください!」


──ドールメーカーとして、日本のドールオーナーと中国ドールオーナーの好みについて、どの部分が違うと思いますか?


「実際、日本や中国のドールオーナーの好みを一概に区別するよりも、審美やセンス的な部分はやはり人それぞれのもので、時代に沿って個人の好みはとても多様化になってきたと弊社は感じております。


そのため、弊社としてやるべきことは、弊社ならではの作品の優位性を維持しつつ、より高品質の作品を提供していくことと、世界中のドールオーナー様からのご意見も積極的聞き取り、改良改善に努めていきたいと思っています」



──ちなみに現在の中国のドール市場についてどう思いますか?


「中国のドール市場は現在も拡大し続けており多様化しています。ドールならびにドール衣装用の材質も日々高度に進化しており、ドールはより高品質になっています。こうした変化に伴い市場での競争はとても激しくなっていると感じております」



──中国のドール市場の変化は、御社の作品作りにどんな影響がありますか?


「弊社TinyFoxとしては、ドール作りの創作原点を守りつつ、様々な角度からさらなる革新を試みながら、ドール全体的なクオリティー向上とオーナー様により楽しさと精巧さを兼ねる暖かい作品を提供していきたいと考えております。ぜひご注目ください」



──開発チームが気に入った日本のアニメ、漫画、ゲームの作品やキャラクターはありますか?今年、印象に残った作品は何ですか?


「みんなで関心が高い作品といえば『ダンジョン飯』、そして『ファイアーエムブレム』、『うみねこのなく頃に』、『HUNTER×HUNTER』などなど、一部は新作ではないですが、クラシックな作品としてとても気に入ってます。


それに、2023年の作品ですと特に『葬送のフリーレン』、『SPY×FAMILY』がとても面白くて印象的でした」



──2024年の新作発売企画についてぜひ教えてください!


「2024年の新作には、既に公開されている適当緑先生@tekito_midoriとのコラボドール企画「猫耳量産型女子・白猫、黒猫」は監修が進んでおります。仕上がりをぜひお楽しみにしてください~



あと皆様がとても気になっていると思いますが、随時分前から公開した大人気のVRアバタークリエイターかめ山先生(@mukumi)とのコラボドール企画「みなほしちゃん」、そちらも2024年中の発売予定です。


みなほしちゃんのあの可愛い髪型を忠実に再現するために、開発チームがさまざまな素材をテストしている最中です。お待たせてしまい本当に申し訳ございません……開発を全力で頑張ります。



そして2024年の新作発売大計画を申しますと、いよいよバージョンアップした「新1/4スケール女性ボディ」も予定しています。更なる可動性と美しいボディラインを目指し、一から作り直す自信作のボディです。あと少しだけお待ち頂ければご案内できると思います」



──男性ボデイのリリース計画はありますか?


「男性ボディに関してはまだ検討中です」



──公式パーツやアクセサリーの計画はありますか?


「それはありますよ!オーナー様たちに新鮮感がある遊び方と楽しみ方を提供すべく、これまでにない新しい造形のハンドと足バーツや、アクセサリーのリリースなど、色々試していきたいと思っています」



──長いインタビュー大変お疲れ様でした。最後に、日本のドールオーナーさんへのメッセージをお願いします。


「日本の方々からこれまでのご応援に心から感謝致します。そして2024年は、日本のドールオーナー様の皆様と、コミュニケーションをより一層深めたいと思いますし、日本の若手クリエイターたちと斬新なコラボ企画できるように、とても期待しております。


これからも皆様に愛されるドールを提供し続けていきたいと存じです。2024年も引き続き、TinyFoxをどうぞよろしくお願い致します!」



 

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