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【ラペオニア実物レビュー⑩】TinyFox「博物館の蝶 フィボナッチ」───美しい蝶の羽を纏った博物館の最初のコレクション。ドール初心者が初レビュー!

こんにちは、ライターのsasamotoです。いつもホビーテレパの方でインタビューやギャラリーレポートを担当しているわたしですが、今回なんとドールレビューに挑戦することになりました。


生まれてこの方、一度もドールに触れたことがない…強いて言えばポケモンのぬいぐるみぐらいしか持っていないのですが…精一杯レビューできるように頑張りますのでどうぞ最後までご拝読いただけますと幸いです。


私の初ドール、初レビューとなる子はラペオニアではお馴染みの『TinyFox』さんの新商品「博物館の蝶 フィボナッチ」。こちらのブランドの特徴は、ドール一体一体に細かな設定やストーリーがあることです。以前より、Twitterのツイートで見かけては「可愛いなぁ」と思っていたのですが…レビューするにあたって改めてストーリーを調べてみることに。

 

■ストーリー


その昔、名もなき廃墟の島の中に、ある詩人が美しい館を残しました。その島こそが、数々の物語の舞台、今のTinyFox町です。町の中心にある「ティーポットパーク」そこに建つ、かつての詩人の住居だった建物は「博物館」と呼ばれるようになりました。


博物館には、昔からの古いアイテムが数え切れないほど収められております。 館の中庭に入り、歌声に誘われたら、悠然と置かれている「ホワイトゴールドの鏡」の前に足を踏み出してみてください。鏡に映し出されるのは、博物館のコレクションたちが住む、もう一つの世界です。まず訪れた観光客を親切に迎えてくれるのは、訪問者が大好きな「フィボナッチ」です。美しい蝶の羽を纏った彼女、実はこの博物館の最初のコレクションです。


悠久の時が流れ、謎だらけのフィボナッチが、果たしてどういう存在だったのか、今や究明することはできませんが、彼女が身に纏う高貴な服装からも、住んでいた時代の影を垣間見ることができます。 フィボナッチは鏡の中で自由に飛び回っています。そして人や猫、そして蝶の旅の物語をいつも歌っています。しかしながら、この可憐な蝶は、記憶に縛られることがなく奔放で、たまに自分が歌っていることさえ忘れてしまい、そっと花壇のどこかに消えてしまいます。


もし彼女が話しているそばから、あなたのことを忘れて馴染みのない名前を口に出したとしても、決して驚かないでください。フィボナッチはこの瞬間も、儚い夢から目を覚めていないのかもしれません。

 

今回、ご紹介する「博物館の蝶 フィボナッチ」はTinyFox町の「博物館」の最初のコレクションだったのですね。まだ、明かされていない設定などもありそうで謎多きドールという印象が強いです。


ストーリーを読んだ上で、早速ドールの箱を開封していきます!



段ボールを開けた瞬間、めちゃくちゃサイズが大きくてびっくりした記憶があります。ドールってこのサイズが標準なんでしょうか…?



箱の時点でものすごく可愛いんですよ(ちょっとボケてしまいました…)。これはテンション上がりますね!


ドール本体とお洋服、ウィッグ、アイ×3、手×2とメンテナンスする際の説明書が付属していました。



では早速、ドールにお洋服を着せていきましょう。



まず、最初になんとなくアイから付けたいなと思ったのでアイを装着してみることにしたのですが…付け方が分からない!組み立て説明書は特になかったので、ネットで検索して早15分。


アイと同じ袋に入っていたあの白いノリ?(ひっつき虫というのですね)を使用することがわかりました。本来、仮止めで使用するとのことなのですが、グルーもないしレビュー用で借りてきたものですので今回はひっつき虫のみで進めていきます。


▲見よう見真似でこんな感じでひっつけました


しかもアイにも向きがあるのか…最初反対で装着してしまい苦労しました。アイを30分かけて装着したら(顔が可愛い!)、お次は白いパンストを履かせていきます。



変な向きに曲げて壊れちゃわないかな?という気持ちが大きく、恐る恐る関節を曲げながらだったのでパンスト履かせるのも苦労しました。心配なんて必要がなかったくらい、柔軟に動きます。ポージング楽しそうです。


そして次はチューブトップガーゼスカートと蝶羽のモーニング服、ベルトを着せていきます!



レースのチューブトップ可愛いですね〜!

モーニング服も首の部分がフックになっていて着せやすかったです。ベルトはぱっちんボタンなのですが、広告写真で見るよりも若干緩い?かもしれません。もう少し詰めてもよさそうです。



後にヘッド周りですね。ウィッグは被せて、髪飾りは乗せるだけです!



できた〜〜〜!!出来たことに対する感動が凄まじいです。可愛い〜〜!

不慣れでしたので、2時間はかかった気がします。写真を撮りまくりました…ドールの醍醐味と言いますか、ドールって写真を撮ることが一番楽しいのでは…?



日を跨いで次の日には、家にあるインテリアを使って撮影もしてみました。トルコランプやお月様のランプ、エジプトガラス瓶など、相性いいですね〜!



最後は手と特典の「崩壊する蝶隠」のアイを変えて締めくくりたいと思います。



ドールに触れてみて率直に、めちゃめちゃ楽しかったです!インテリアを見ていただくと分かる通り、私は紫や青色といった寒色が好きなことも相まって最初にレビューしたドールがこの子でよかったなぁと思いました。そしてドールへの理解が深まったような気がします。写真を撮れば撮るほど、もっと可愛く撮れるはず…という気持ちが湧いてくるんです。奥深い世界ですね。

 

商品名:

商品詳細:

サイズ:全身41cm ボデイ36cm

材質:PVC&ABS

内容物:

D-09ヘッドメイク付き×1

女性ボデイ(胸Mサイズ)×1

「蝶隠」15mmアイ(霧紫色)×1ペア

歌者のベール×1

真白のチューブトップガーゼスカート×1

蝶羽のモーニング服×1

真白のパンスト×1

真白のウィッグ×1

歌者のウエストベルト×1

※特典※「崩壊する蝶隠」15mmアイ(霧紫色)×1個

©TINYFOX

 

■ライタープロフィール

ニックネーム:sasamoto chihiro

出身地:日本・東京都

ツイッター:@tiam_00

自己紹介:2021年に日本大学芸術学部文芸学科を卒業後フリーでライターをしております。


アニメ文化とアンティーク雑貨と絵を見ることが好きで、物語だと西洋ファンタジーやバトル系、耽美さを含んでいるものが好き。おすすめされたらオールジャンルなんでも見ます。


現在は「アニメイトタイムズ」「クウネル・サロン(マガジンハウス社)」などで活動中。


 

TinyFoxの最新商品は「LaPeonierオンラインショップ」にて好評発売中! 商品を気に入っていただましたら是非購入をご検討くださいませ!


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